新生児のうんちは大人のうんちと違ってやわらかいもの。
どこからが下痢なのか判断に迷いますね。
そんな新生児の下痢の見分け方とその原因について
ご紹介します。


・下痢かな?の判断基準


新生児はミルクや母乳しか口にしていない為、
固形のうんちが出ることはまずないですよね。
なので下痢と通常のうんちとの判断が難しいのです。
見分けるポイントとしては、

①いつもより水っぽい
②回数が多い
③吹き出すようにうんちをする
④いつもよりゆるい

このような症状が現れたら下痢だと思われます。

健康な新生児のうんちは黄色ぽく、甘酸っぱいにおいが
するのが特徴です。このにおいは一見下痢のような
感じがしますが、腸内が健康だという証拠になります。



・下痢の原因とは


下痢の原因はさまざまですが、新生児の場合は
ほとんどがウイルスや細菌によるものだと言われています。

ウイルス性の下痢は、夏風邪やノロウイルス、ロタウイルス
などに感染している場合があり、白っぽい下痢が特徴です。

細菌性による感染症にかかると、下痢だけではなく
腹痛や発熱も一緒におこることがあります。
長く下痢が続くと血便がでてしまうこともあります。

細菌感染などで病院から抗生物質を処方された時にも
下痢がでることがあります。
これは薬の影響で、下痢のみの症状が多く
赤ちゃん自信も不快感を感じずに過ごすことがあります。

発熱も嘔吐もない場合で下痢だけ続いているときは
母乳やミルクの消化がうまく行われていない場合があります。


・気になったら病院へ


新生児の下痢は判断が難しい上に、原因がさまざま
あるため、発熱や嘔吐の症状もでた場合は
すぐにかかりつけの病院を受診することをおすすめします。

 

しかし、赤ちゃんの機嫌もよく、下痢だけでた場合は
少し様子をみても大丈夫でしょう。

また水分補給もしっかりとさせることが大切です。
母乳やミルクや白湯やほうじ茶などで適度の水分を
与えてあげてください。
その時は、冷たいものではなく温かいものを。
柑橘系の果汁などは下痢を重症化させる場合があるため
避けたほうが良いです。

下痢をおこすと、おむつかぶれもしやすくなるため
こまめにおむつを交換して清潔を保ちましょう。

・私の体験談

私の息子は生後1か月くらいの時に初めて下痢をしました。
最初はなんか水っぽいなと感じる程度で
それが下痢だろうとは考えていなかったのが本音です。
でもその水っぽいうんちがでるわでるわで
回数も多くなってきた時に、下痢なんだと確信しました。
いつものうんちよりおむつに吸収されているという感じでした。
かかりつけの病院に行くと、風邪についた下痢だと
診断されて、水分をたくさん補給してあげてくださいと言われました。

下痢はおさまりつつあったのですが、おむつかぶれを
起こしてしまって、おしりがまっかっか。
そこで母親のアドバイスを聞き、市販のおしりふきではなく
脱脂綿をお湯につけて、洗い流すように拭いてあげることに。
意外と市販のおしりふきは拭き残しが多く、
赤ちゃんのやわらかい肌には固いそうです。
この脱脂綿方法をやるとおむつかぶれは改善されました。
おむつに水分がそのまま吸収されるので周りが水浸し
になることもなく、おすすめできます。