初めての出産、育児。
生まれた赤ちゃんが生きていく為に必要な栄養といえば、
母乳やミルク。
 
 

でも、母乳とミルクって何が違うの??と疑問に
思っている新米ママさんはいませんか?
初めての育児はママも一年生。そんな疑問にお答えします!


・母乳育児とミルク育児の違いとは?


母乳育児とミルク育児の違いをご紹介します。

母乳育児は、赤ちゃんが欲しがった時にあげるというのが
基本になってきます。

その理由としては、母乳は赤ちゃんにとって消化が良く
お腹がすくのが早くなる為です。

なので母乳育児の赤ちゃんはあまり長く寝てくれず、
授乳する間隔は短くなる人がほとんどです。

赤ちゃんによって胃の大きさが個人差なので、
一回にたくさん飲めない赤ちゃんは間隔が短く
欲しがる回数が多くなります。

個人差がある分、成長にも差がでることとなり、
体の小さい・大きいという差がでることもあります。
しかし、母乳を与えるというのは母子の最大のスキンシップ。

母乳を吸うということで赤ちゃんの顎を鍛えられたり、
ミルクを作る手間がなくなるので夜中の授乳などが楽になります。


ミルク育児は、母乳育児と違い欲しがる分だけという
わけにいきません。

ミルク缶に記載されている分量と時間を守って
与えることとなります。

 

母乳と違いミルクは消化が悪いため、お腹がすくまでの
時間が長く、比較的長く眠ってくれるということが多いです。

ミルク缶や本などの通りに成長するにつれて
量や間隔を調整していけば、平均的な成長となる場合が
多いとされています。

ミルクを与えるとよく寝るようになるので、
夜中に起きることなく朝まで眠ってくれることもあります。

その為、ママにとっては睡眠もゆっくりとることができます。
ただし、哺乳瓶の消毒など場所や時間を気にせずに
すぐに与えることができないということがあります。




・ミルク育児は体が弱くなるってほんと?


よく昔からミルクは母乳よりも栄養がなく、
ミルクで育つと免疫がつかずに体が弱くなりやすい。
という話があります。

しかし、今の時代は母乳により近い栄養素を含んでいる
ミルクがほとんどで、母乳とさほど変わりがないように
作られています。

なので、自分は母乳がでないから免疫をつけて
あげられない・・・など心配することはありません。
安心してミルク育児をすることが可能です。



・粉ミルクのいいところ


粉ミルクのいいところはたくさんあります。

①赤ちゃんを誰かに預けることができる。
 仕事をするママ、何か用事を足さなければならない
 時に、家族の人に預けることが楽になります。

②他の家族もミルクをあげることができスキンシップできる。
 ママ以外でもミルクをあげることができるので、
 家族みんなでスキンシップをとることができます。

③授乳の間隔が長くなる。
 先ほども説明したとおり、ミルクをあげる間隔が
 長くなるのでママは楽になることも。

④どのくらい飲んだのかわかりやすい。
 赤ちゃんがどのくらいの量を飲んだのかわかるという
 メリットです。母乳だとどのくらいかはわからない
 ことがほとんどです。

⑤ママの食生活が影響しない。
 母乳だとママの食べたものが栄養となるので
 食生活にも気をつけなければならないのですが、
 ミルクだと影響はないので好きなものを食べられます。


粉ミルクにもこんなにいいところがあるのです!!



・粉ミルクの準備方法

粉ミルクの量などはミルクによって違いますが、
一般的な準備の仕方を説明していきます。




①まず手洗い。そして哺乳瓶など赤ちゃんの口にする
 ものはすべて消毒が済んでいるものを使いましょう。

②哺乳瓶にミルク缶のとおりの分量を入れます。

③ミルクを溶かす為にお湯を入れます。
 沸騰したお湯から少し冷めたお湯を完成量の約2/3ほど入れます。
 一度乳首とフードをつけて、哺乳瓶を振り
 よく溶かしたあとに残りの量の分の湯冷ましをたして軽く混ぜ合わせます。

④ミルクを冷まします。哺乳瓶を流水にさらして
 冷ますなどしてひと肌くらいの温かさになるまで冷まします。
 目安としては腕の内側に数摘たらしてみて
 少し熱く感じる程度の温かさです。
 赤ちゃんがやけどしないように、ここでしっかりと
 温度を調節してあげてください。

⑤準備ができたら授乳してください!





終わりに

母乳もミルクもどちらもいいところがたくさんあります。
どちらかが絶対的にいいものというわけではないので、
赤ちゃんやママに合った育児方法で大丈夫です。
赤ちゃんに授乳する期間は意外と短いものです。
たくさんスキンシップをとって信頼関係をたくさん
築いていきましょう!がんばれ新米ママさん!