コーヒーや紅茶などが大好きな女性にとって妊娠期間中＆授乳期間中に気になるのは
コーヒーなどに入っているカフェインですよね？
私の場合妊娠中はコーヒーなどカフェインを含む飲み物は
飲まないほうが良いと何度も言われました。
コーヒーや紅茶が大好きなので、
何度も同じことを言われてその一言一言がストレスになりました。
コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれていますが、
なぜ妊娠中はカフェインを控える必要があるのでしょうか？
今回は妊婦さんがカフェインを控える理由と胎児や赤ちゃんへの影響、
そして一日に飲んで良いカフェインの量を調べてみました。
私と同じくコーヒーや紅茶が好きな妊婦さんの参考になると嬉しいです。
妊婦がカフェインを控える理由って？
カフェインには興奮作用や利尿作用があります。
その為コーヒや紅茶を飲むと興奮作用で疲れが軽減されるように錯覚します。
また利尿作用でトイレが近くなります。
そして問題なのはカフェインは胎盤をから赤ちゃんも飲んでしまうと言う事です。
妊娠中はカフェインの分解に通常よりも時間がかかってしまうと言われています。
カフェインは赤ちゃんに影響があるので、飲まないほうが良いと言われる理由です。
カフェインの胎児への影響
では大量にカフェインは摂取すると胎児にどんな影響を与えるのでしょうか？色々言われていますが、重大な影響として
①死産のリスクが上がる
②胎児の発育を阻害する可能性がある
③カルシュウムの体内からの排出量が増え骨粗しょう症が発生する可能性が上がる
というのが言われています。
私達の身近の飲み物に含まれているカフェインの量は下記のとおりです。
コーヒー１杯（２３７ml）当たり約１３５mg
紅茶1杯１杯（２３７ml）当たり43mg
コーラ1缶（355ml）当たり36から46mg
※参考食品安全委員会 (www.fsc.go.jp)
大量のカフェインとは1000mg以上と言われているので、
コーヒーだと一度に約8杯ほど飲むと
リスクが上昇するという研究結果もでています。
妊婦が安全に飲めるカフェインの量は200mg
内閣府の機関である「食品安全委員会」が
「ファクトシート」というレポートで
海外の主要国の出している妊娠中のカフェイン摂取目安が公表されています。
| 一日あたり影響がない摂取最大量 | コーヒーに換算すると | 機関名 |
| コーヒー カップ 3～4 杯 (8) | 世界保健機関（WHO） | |
| 300 mg/日 | コーヒー カップ 4～6 杯（150ml/杯） | オーストリア保健・食品 安全局(AGES) |
| 200 ㎎/日 | コーヒー マグカップ 2 杯 | 英国食品安全庁（FSA） |
| 300 mg/日 | コーヒー マグカップ 2 杯（237 ml/杯) | カナダ保健省 |
| ※参考 健康な成人400 mg/日 | コーヒー マグカップ 3 杯（237 ml/杯) | カナダ保健省 |
無理にコーヒーや紅茶を控える事で、ストレスになるのなら、一日3杯までと決めて
リラックスできる時間を作ったほうが、妊娠中の気分転換にもなりますし、
ママがイライラしないことが胎児にとってすごく良い影響があります。
そしてカフェインには血管縮効果があります。
妊娠すると偏頭痛に悩む人が多いと言いますが、
原因は脳の血管が拡張する事で、引き起こされています。
なので、カフェインを摂取すると症状がやわらげる効果も期待できます。
妊娠中のママさんが注意することはカフェインを取りすぎない事ですが、
無理をせず量を決めて自分にとって良いタイミングで飲むことが大切です。
カフェインを取りたくない時は
胎児に少しでも影響があるのなら、カフェインを取りたくない！と考える妊婦さんもいると思います。
そんな時おすすめがノンカフェインのコーヒーや紅茶です。
カフェインを99％以上カットしている商品もあります。
味もほとんど変わらずコーヒーや紅茶を楽しむことが出来ます。
価格も通常のコーヒや紅茶とほとんど一緒なのでお手軽に楽しめます。
妊婦は息抜きが大切
妊娠期間は10ヶ月もあります。その間好きなものを我慢すると、長い妊娠期間ストレスが溜まります。
息抜きをするタイミングを自分で見つけて、ストレスがない時間を少しでも過ごせたほうが、
胎児にも良い影響を与えます。
ストレスのない妊娠期間を過ごしましょう。
